2月13日から、Windows XPユーザーへInternet Explorer (以下、IE) 7日本語版の自動更新による配布が始まりました。 IE7は「セキュリティ機能強化」「タブブラウジング機能」などが特徴とされていますが、「日本語ドメイン名への標準対応」も大きな進化です。
従来のIE6では、「日本語.jp」などの日本語JPドメイン名URLにアクセスするために、別途プラグインなどを利用することが必要でした。 しかし、IE7ではユーザーは面倒なステップを踏むことなく、日本語JPドメイン名に簡単にアクセスできるようになります。
今回のIE7の自動更新は、誰もが日本語JPドメイン名にアクセスできる環境を整えるものです。
日本語JPドメイン名は、「駅街ガイド.jp」のように、漢字やひらがな、カタカタなどを使ったJPドメイン名です。
日本語の文字列をそのままドメイン名、URLとして利用することができるため、「わかりやすい」「覚えやすい」「入力しやすい」「印象的」などの特徴があります。
このような特徴を利用して、「生茶.jp」「有森裕子.jp」など、企業の商品やサービスのサイト、著名人のブログなどで幅広く利用されており、現在約14万件の日本語JPドメイン名が登録されています。 (日本語JPドメイン名最後の「.jp」は、全角で「。jp」と入力してもアクセスすることができます。)
アスポタ登録のアスリートが運営するスポーツコミュニティサイト「aspota(アスポタ)」では、よりわかりやすい情報提供を目指し、2007年8月の運営開始時から、サイトのURLを「http://アスポタ.jp/」としています。
さらに、所属するアスリートのブログを「http://有森裕子.jp/」「http://石井琢朗.jp/」など、それぞれの名前の日本語JPドメイン名を利用したURLに統一し、名刺にも日本語JPドメイン名のブログのURLを記載することでファンに対するわかりやすいサイト誘導に努めています。
日本語JPドメイン名をはじめとするJPドメイン名サービスを提供するJPRSでは、今回のIE7の自動更新により、わかりやすく印象的な日本語JPドメイン名の利用がいっそう進むものと考えています。