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日本語ドメイン名活用に全学で取り組む東京理科大学

東京理科大学.jp
JR飯田橋駅から見える案内
東京・神楽坂。古い町並みと巨大なビルが共存し、情緒と文化、そして先端技術が混在する街である。JR中央・総武線飯田橋駅ホームに立つと、目の前のビルの看板が目に飛び込んでくる。そこに書かれているのは『東京理科大学.jp』。

昨今は、広告看板にウェブサイトのドメイン名が記されるのは珍しくもなんともなくなった。だが、そこにあるのは、紛れもない日本語である。

この日本語ドメイン名を全学的に採用するという新たな試みをしている東京理科大学。理事長の塚本桓世氏に話を聞いた。

英語よりも日本語がわかりやすいのは自明

理事長の塚本氏
理事長の塚本氏
東京理科大学では、『東京理科大学.jp』というドメイン名を積極的に活用している。 日本語ドメイン名を持つ大学や企業は少なくないが、広報手段として積極的に使っているのは同大学だけだ。 新しいものに積極的に取り組んでいくことが大学のミッションであるとする同大学らしい試みだ。

「英語のドメイン名と、日本語のドメイン名、テレビで5秒間見せられたとしたら、どちらが覚えやすいかすぐにわかりますよと、説得されたんですよ。確かにそうです。コンピュータが得意な人で慣れている人にとっては英語でいいと思うのですが、世の中そういう人ばかりじゃない。 理科大のドメイン名は、Tokyo University of Scienceの頭文字をとって、tus.ac.jpなんですが、当然、誰もが知っているわけではありません。 でも、『東京理科大学.jp』なら容易に想像がつきます。」

研究成果の発表を活性化・促進

理事長の塚本氏
「便利なものは必ず普及する」
東京理科大はインターネットができる前のネットワークであるBITNETの時代、日本で最初に海外のネットワークに接続。 フロンティアとして1980年代初頭から日本のネットワーク社会の形成に貢献してきた。

「不安は何にでもつきものですが、将来伸びるかどうかを判断することが重要です。便利なものというのは、必ず普及します。 便利ということでは、ホームページを見る側として、まず覚えやすいということがあります。

個人名の日本語ドメイン名は、一般に誰でも使うものではないかもしれませんが、個人の名前で仕事をしている人、たとえば、学者、議員、作家、タレントなどには絶対必要だと思いますね。そういう人たちにはいいツールになるでしょう。

私たちは、常に、大学の研究者がどのような仕事をしているのかを見てもらいたいと思っています。 このため、全教員それぞれの研究室のホームページに「教員名.jp」でアクセスできるようにしました。 こうして日本語ドメイン名を活用することで、成表スタイルや第三者からの反応なども活性化させることができるはずです。 今までは研究者のページに行くのに大学のトップページから研究者の情報を探すという流れでした。 でも、研究者のページから大学のページに行くという新しい流れもできます。

もちろん、論文を発表する際にメールアドレスやウェブサイトのアドレスは明記していますが、目立って覚えやすいという点ではローマ字より日本語がいいんです。情報を発信する側、受ける側の双方にメリットがあると思っています。

先生方の反応としては、前からやりたかったという人もいましたし、こうして記事などになって出ると、それを見た人が、またアクセスしてくるようになるでしょう。本学には日本語ドメイン名の活用で先導的な役割を果たすことで、インターネットのさらなる発展を目指し、IT社会の推進に貢献する使命があると考えています。」

リスクを恐れず新しきにチャレンジする技術者を育てる理科大

東京理科大学
東京理科大学
東京理科大はIT業界に、きわめてたくさんの人材を輩出している点でも貴重な存在だ。80年代に在学していた学生が巣立ち、すでに20年が経過している。卒業生の彼らは、名うてのIT企業の中堅にたち、同大学で身につけたフロンティア精神を、その仕事に生かしている。

「日本は環境問題など世界共通の問題にも取り組んでいかなければならないと思っています。その国にあっては技術者をきちんと輩出しなければなりません。日本がダメなら世界はダメになると言っても過言ではありません。日本は優秀な人材と資金を使ってチャレンジし、他の国に対して援助もしてきました。だからこそ、日本は自信を持つべきなんです。日本の技術者は自信を持ってほしいと思いますね。理科大としては、日本に貢献できる技術者を作りたい。そうすることで世界に貢献できます。これまでも、そう信じて人材を育ててきました。

本学はIT業界をはじめ、産業界に多くの技術者や経営者を送り出してきました。産業界に優位な人材を輩出することが大学として一番の社会貢献だと考えています。そういう意味で理工系総合大学として、日本の産業発展に寄与してきたと自負しています。そういった社会貢献とともに本学はIT社会の発展に向け、さらに貢献していきます。日本語ドメイン名の普及という取り組みによって、日本のIT環境がさらによくなってくれればいいんじゃないでしょうか。

日本語ドメイン名は、今後、IT環境を背景にした本学の先端の広告塔となってくれると考えています。」


関連リンク

東京理科大学のホームページ
http://東京理科大学.jp/
教員名等による「日本語JPドメイン名」を全学的に登録
http://東京理科大学.jp/news/2004/0218.html
※特に記された場合を除き、記載の内容は2005年6月現在のものです